α20億人の未来(8)「共感経済圏」へようこそ
(日本経済新聞 2026年1月9日)
Z世代の次の「α世代」の若者たちにとっては「金銭」だけでなく、「共感」や「感謝」されることが重要であり、「共感」や「感謝」が給与に上乗せされる仕組みもあることを紹介する記事です。
デジタル版はこちら
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO93660170Y6A100C2MM8000/
仕組み
- 業務を手助けしたことに対して、職場のメンバーから感謝のメッセージが「投げ銭」のポイントとともに届く
- そのやりとりを他のメンバーも見ることができ、「いいね」を押すことで「投げ銭」ポイントが加算される
- ポイントは「感情報酬」と呼ばれ、感謝された本人の給与に上乗せされるため、モチベーション向上にもつながる
紹介されている事例はNTTドコモのグループ会社「Dear One」。
アダム・スミスは「国富論」(1776年)で「神の見えざる手」について論じたことで知られていますが、その前作である「道徳感情論」(1759年)では冒頭で「共感が社会の土台になり、そのうえに市場経済が成り立つと論じ」られているそうです。
α世代がこれまでの市場経済のあり方をポジティブな方向に変えていくことを予感させ興味深いです。